尋常性ざ瘡(にきび)
ニキビは皮脂腺分泌が発達することで生じるので、小学校高学年より発症します。年齢で症状は改善しますが、炎症が強いと痕に残ってしまうことがありますので早期治療が推奨されます。最近女性では20代の頬のニキビ、30代の口回りのニキビが多く、男性の相談も増えています。以前は抗生剤外用が中心でしたが、近年過酸化ベンゾイルやアダパレンといった新しいタイプの外用薬が主流となってきました。保険治療では難治性のニキビにはイソトレチノイン内服治療もおこなっています。ニキビ跡(赤みや凹凸)治療は保険治療内では困難なため、美容治療の適応となります。